21V型の有機ELディスプレイ、ソニー発表

●有機ELパネルは1.4mm！

（21V型）

東京ビッグサイトで
「第5回国際フラットパネルディスプレイ展」
（Display 2009）が4月17日まで開催されています。

※Display 2009とは：
液晶や有機ELなどのフラットパネルディスプレイ技術や
新製品などを展示・紹介。
併催の「ファインテック・ジャパン」、「FPD部品・材料EXPO」、
「国際タッチパネル技術展」、「次世代照明技術展」と併せて、
出展社数は約700社にのぼっています。

ソニーのブースでは、
厚さ1.4mmの有機ELパネルを搭載した
21V型のディスプレイが発表されました。

デジスプレイの厚さは10mmの超薄型です。

同時に発表した11V型は、
有機ELパネルの厚さは0.3mm、
ディスプレイの厚さは0.9mm。

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有機ＥＬパネルは、
電流を流すと自ら発光する有機材料を使ったパネル。

すでにテレビや携帯電話に使われていますが、
消費電力が少なく、液晶よりも薄型で
注目されています。

これまで、有機ELパネルは
大型化が難しいとされていました。

今後大型化が進めばさらに注目される技術です。

課題は、その価格。

21V型テレビに有機ELパネルを搭載した場合
諸説では50万円以上とも言われています。

一般的な地デジ21V型液晶テレビは
10万円以下で購入できることから、
有機ELテレビの低コスト化が
今後の課題と言えるでしょう。